委託や物品購入などの業務の経験は、姫路市職員として採用されてから2,3年後の庶務担当業務が最初でした。そのときの事務処理はというと、今のパソコンを用いた財務会計システムなどは当然なく、予算の差し引きも手書きで電卓で集計しなければならない時代でした。
当時の先輩職員の方からは、「単に伝票処理のみを覚えるのではなく、制度や事務の流れを理解したうえで業務を行うよう」アドバイスを受けました。その当時は、30年後に役に立つとは想像もしていませんでしたが、今となっては、その先輩に感謝、感謝です。
話は変わりますが、会計課は3月から5月が1年でもっとも忙しい時期です。委託契約などで新年度当初から必ず行わなければならない事業と前年度事業で出納閉鎖(5月末日)までに支出しなければならない事務の審査が、この時期に重なってくるためです。この繁忙期が過ぎましても、年度を通して約3400億もの公金の支出を審査するとともに、市税などの公金につきましては、確実、有利な方法での管理、運用を行っています。これが会計事務の主なものとなります。
これからも、このブログを通して、会計事務の最新情報をお知らせしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。