このたび、4月1日付けで財政局長に就任しました福間 章代です。
「財政局ってどんな仕事をしているの?」「あんまりなじみがないなあ。」と感じられている市民の皆さまもたくさんいらっしゃると思いますので、簡単に財政局の仕事の内容を紹介します。
市民の皆さまに一番関係するところは「税金をかけたり、集めたり」する仕事をしている税務部門かと思います。市民税や固定資産税、市たばこ税などがあり、市の収入のうち一番大きな割合を占めています。
また、予算編成や執行管理、市役所本庁舎の管理や公有財産の総括事務、市が発注する工事などの入札・契約事務、発注工事の検査事務なども行っています。
市の財政状況をみてみますと、高齢化などにより社会保障関係経費をはじめとする義務的経費は今後も増加が見込まれます。また、大規模な投資事業や公共施設・道路や橋など生活の基盤となる施設などの老朽化にも対応していく必要があり、未来の市民に負担を先送りしないために、持続可能な財政構造を構築していかなければなりません。
このように非常に厳しい状況ではありますが、変動する社会経済情勢や国の制度改革などにも的確に対応しながら、限られた財源を有効に活用し、姫路市の発展のため力を尽くしてまいります。